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ロールス・ロイス・モーター・カーズ、2019年販売台数が過去最高を記録

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ロールス・ロイス・モーター・カーズは2019年、創業116年の当社史上最高となる販売台数を達成しました。世界50ヶ国以上のお客様に合わせて5,152台を納入したもので、この数字は前年の過去最高記録をさらに25%上回っています。こうした歴史的な実績によりロールス・ロイスは、株主BMWグループの実績に引き続き大きく貢献しています。

この結果について、ロールス・ロイス・モーター・カーズ CEOのトルステン・ミュラー・エトヴェシュは、次のように述べています。
「本年度は過去最高の業績を更新することができました。こうした見事な成果を喜ぶ一方で、ロールス・ロイスではお客様への大事なお約束をしっかり胸に刻んでいます。それは、ロールス・ロイスが持つ超高級車としての希少価値を守るということです。2019年の前年比25%増という結果は喜ばしく、誇らしいことですが、これにはSUVカリナンに対する需要が世界的に好調だったことが大きく貢献しており、また2020年のカリナンの需要は安定するものと見られます。これらの結果は、ロールス・ロイスの製品の優れた品質と高い完成度、お客様が信頼と情熱を寄せてくださること、そしてとりわけ、グッドウッドおよび全世界の拠点で働くロールス・ロイスの素晴らしいチーム、それから熱心なディーラー・パートナーが高度な技能を備え、強い決意を胸に懸命の努力を行っていることを、はっきりと証明するものです。」

全世界で販売が拡大
ラインアップ全体で需要が旺盛だったことから、世界のすべての地域で販売台数が拡大し、世界のすべての主要市場で成長を記録しました。具体的には北米が引き続きトップ(世界販売台数の約3分の1)、次いで中国と欧州(イギリスを含む)。また、ロシア、シンガポール、日本、オーストラリア、カタール、それから韓国でそれぞれ国別の過去最高を記録しました。
ロールス・ロイスは2019年の時点で50ヶ国以上において合計135店舗のディーラー網を展開しています。長期的に持続可能な成長を確保する取り組みの一環として、ロールス・ロイスでは2019年中に新ディーラー2ヶ所を発表しました(ロールス・ロイス・モーター・カーズ・ブリスベンおよびロールス・ロイス・モーター・カーズ・上海浦東)。

全モデルで世界販売台数が好調
ファントムがロールス・ロイスのフラッグシップとしてふさわしい地位を堅持する一方、ドーンとレイスは引き続きそれぞれのセグメントで首位の座を守りました。いずれも需要が好調に推移したことによるものです。ロールス・ロイスの新型SUV、カリナンは2018年に発表され、メディアと一般のお客様から賞賛を得、これを受け2019年はロールス・ロイスのモデルとして史上最高の先行予約受注、そして発売後販売台数についても同じく史上最大の伸びを記録しました。
2019年11月には、黒を基調とするシャープなデザインが光るブラック・バッジ・ファミリーに、従来のゴースト、ドーン、レイスに加え、最終モデルとしてカリナン・ブラック・バッジを追加導入しました。これらモデルはいずれも、ロールス・ロイス・ブランドにより個性的で反逆的な表現をお求めのお客様より大きな反響をいただいています。

カリナン:「どこへでも快適に」という約束を実現
初めて通年販売となった世界最高のスーパーラグジュアリーSUV、カリナンは、発売大成功によって高まったあらゆる期待を上回る成果を上げ、ロールス・ロイスのニューモデルとして史上最高の販売台数の伸びを記録しました。
カリナンの登場をめぐる熱狂は年間を通じて継続し、11月には「ザ・キング・オブ・ザ・ナイト」の異名を取るカリナン・ブラック・バッジが登場し、メディアからも一般の皆様からも大きな反響を呼びました。スーパーラグジュアリーモデルをお求めになる新しい世代のお客様、すなわち、伝統的なラグジュアリーの決まり事に囚われず、我が道を進んで自分独自のルールを設定するようなお客様をターゲットに、不敵な装いのダイナミックな車をお届けするブラック・バッジ・ファミリーは、これにより完結をみました。

さよなら、ゴースト――でも、また近いうちに!
2019年はまた、11年間にわたり絶えず好調な販売を続けてきたゴーストの生産が終了となりました。2009年フランクフルト・モーターショーでデビュー以来、押しも押されもせぬモダンクラシックとしての地位を確立してきたゴースト。グッドウッドに本社を設立以来、最も人気の高いロールス・ロイスとなり、ロールス・ロイス・ブランドはそれまでより若く、またその多くは独力で成功を収めた実業家の皆様を新たなお客様として獲得しました。2011年にはエクステンデッド・ホイールベースを導入。また2014年には、フェースリフトを施したゴースト・シリーズⅡをジュネーブ・モーターショーで発表しました。2019年後半には、現行世代ゴースト最後の1台がグッドウッド工場で完成しました。
ゴーストは、ロールス・ロイスにとって常に販売好調な重要モデルでした。自動車のモデル・サイクルとしては異例の11年もの歳月の間に、グッドウッド時代だけでなく、ロールス・ロイス・ブランドの歴史全体の中でも最高となる販売台数を記録しました。このゴーストの成功によりロールス・ロイスは、生産を拡大し、多額の投資を行うことができるようになり、それによって現在の本格的グローバルブランドへと成長する足掛かりを得ました。
ゴーストの後継モデルは、5年の開発作業を経て2020年に発表を予定しており、第4四半期から市場導入を開始する計画です。それによってゴーストの名前、そしてロールス・ロイス自身を、完璧かつ大胆なデザインとエンジニアリング、素材選定、ドライビングダイナミクスをお届けするものとして、また新たな高みへと引き上げることになります。

ピスポーク:ロールス・ロイスの「王座」を飾る宝石
ロールス・ロイス・ビスポークの2019年世界的な需要は、過去最高を更新するものとなりました。ウェストサセックス州グッドウッドにあるロールス・ロイス本社のビスポーク・チームは、創造力豊かなデザイナーやエンジニア、熟練職人を合わせて数百人擁しています。これらの才能あふれるスタッフが、お客様からのかつてない高いレベルの特注ビスポークのご注文にお応えすべく、大きな誇りをもって仕事に取組み、「ローズ・ファントム」などの美しい特別仕様車をお届けしています。ビスポーク・チームは、完璧を追求する紛うことなきグローバル・リーダーであり、2019年はお客様や熱心な愛好家、メディア、ファンの皆様の想像力を刺激すべく、ブランド史上最も豪華なコレクション・カーを数台仕上げました。まさにビスポークこそロールス・ロイスの真骨頂なのです。

拡大を続けるファミリー
ロールス・ロイス本社の従業員数は現在出身国50ヶ国の2,000人以上と、2003年にグッドウッドをラグジュアリー・マニュファクチュアリング・エクセレンスのグローバル拠点として開設以来、最大の規模に達しました。2019年は、拡大したグローバル需要に対応すべく新たに50人の雇用を生み出し、大きな成果を上げている訓練生プログラムにおいても新訓練生を26人受け入れました。

将来に対する自信
グッドウッドのロールス・ロイス本社製造工場については、2019年は新たに多額の投資を行い、イギリス国内で事業を継続していく固い意思と将来に対する明るい見通しを改めて示しました。実施したプロジェクトの1つは、すでに世界水準にある製造施設や設備、工程をさらに洗練させるもので、効率を最大限に高めることと、ロールス・ロイスのお客様が求める最高水準の品質を確保することを目指しました。アッセンブリーホールに増設される新たな2階建ての施設は、2020年第1四半期に完成予定となっており、完成後は同ホール1階に1,000平米の面積が加わるほか、2階にはオフィススペースが追加されます。

ミュラー・エトヴェシュは、次のように述べています。
「ロールス・ロイス・モーター・カーズはまさに唯一無二の企業です。というのは、世界最高の車をお客様のためにデザインし、生産し、お届けすることがどれほど特別なことなのかを関係者全員がよくわきまえているからです。私個人としても、この10年間この素晴らしい会社を率いてきたことを大変光栄に思うと共に状況を謙虚に受け止めています。」