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ロールス・ロイス「ザ・グレート・エイト・ファントム展」の最後のクラシックを発表


イギリス女王エリザベス2世陛下のファントムVI

ロールス・ロイスでは、「ザ・グレート・エイト・ファントム展」(会場:ロンドン・メイフェアのボナムズ)がいよいよ今週開幕いたします。同展にて展示されるイギリス女王エリザベス2世陛下のファントムVIをはじめとした特別なファントムをご紹介します。また、同展でデビューする新型ファントムの発表の映像が、イギリス時間2017年7月27日21:00より(日本時間28日05:00より)www.greatphatoms.comにてストリーミング配信されることを発表いたします。

イギリス女王エリザベス2世陛下におかれましては、ご所有のファントムVIステート・リムジン(王室公用車)を一般公開することをご快諾くださいました。同展にはこのほか、アガ・カーン3世のファントムIV(王室および国家元首専用に製造した18台中の1台)や、「ファースト・グッドウッド・ファントムVII」(2003年1月1日、ロールス・ロイス・ルネサンスの幕開けを告げたグッドウッド初のファントム)などが出展されます。

イギリス女王エリザベス2世陛下のファントムVIステート・リムジン
イギリス自動車製造販売者協会では1977年、女王陛下ご即位25周年を記念し、陛下に新しいステート・リムジンとしてファントムVI特注仕様車を献上いたしました。

パーク・ウォードがボディを製作したこのファントムVIの最大の特徴は、ルーフラインを通常より高くし、強化ガラスによる巨大なパノラミックガラスを採用したことです。これにより、この車を御召しになる女王陛下や王族の方々は周囲がよく見え、そして(より重要なことですが)人々からお姿がよく見えるようになりました。

他の王室向け公用車と同じくこのファントムにも、女王陛下がご乗車の際には、スピリット・オブ・エクスタシーに代えて、「龍を退治する聖ゲオルギオス(ジョージ)」のロイヤルマスコットが飾られました(ただし、スコットランドご訪問のときは別で、代わりに銀のライオンが用いられました)。さらに、女王の盾紋章と女王旗の取り付け具を備えていました。
王室公用車の通例として、ボディカラーはロイヤルクラレット(ワインレッド)とブラックのペイントで仕上げられ、公用車であることからナンバープレートは不要ありません。

このファントムVIは2011年、陛下の長いご在位の中で大きな出来事に立ち会うことになります。同年4月29日に行われた、ご令孫のケンブリッジ公ウィリアム王子とキャサリン妃の婚礼式典です。キャサリン妃はご尊父とともにファントムVIでウェストミンスター寺院に向かいましたが、このとき妃はパノラミックガラスの利点を十分に活かし、王子妃となる前の最後となる一般人ケイト・ミドルトンとして最も美しい姿を、歓呼する人々にお見せになったのでした。ケイト妃にとっても、豪華な即位25周年記念御料車ファントムVIにとっても、幸せな最後の晴れ舞台となりました。